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2011年07月03日

Coffee time Music #12”

Coffee time Music #12”

『放坊秀樹の“Coffee time Music ”』

12回目は『LUZIA/Paco De Lucia』('98)です。

今回はフラメンコ。

ぼくにとってはボサノーヴァと並ぶ重要な音楽です。


どの世界にもそのジャンルを体現するミュージジャン~アーティスト(ボサノーヴァの場合のジョアン・ジルベルトのような)がいるものですが、このパコ・ルシアがフラメンコギターを代表する、そのジャンルのイノベイタ—(革新者)であることを否定する人はいないでしょう。

彼の凄まじいテクニック、鬼気迫る演奏…多くの人と同じく、ぼくも70年代にアル・ディ・メオラとの共演『地中海の舞踏』で彼を知ったんですが、その衝撃はいまだに忘れられません。


ぼくが、彼に限らずフラメンコギターの演奏を日常的に聴くのは、それを常に聴くことでどんなに自分がギターを練習して上達しても、けっして天狗になることがないからです。
一生かかってもその境地にはたどり着けないから…。
精進をやめることができないからです。


彼の演奏は、どれも素晴らしいものですが、このアルバム、『LUZIA』は、彼のアルバムの中では、いつもと違ってとても内省的~穏やかなくつろぎを感じます。

“LUZIA”彼の母親の名で亡くなった母に捧げた曲。
そして素晴らしい歌い手~親友でもあった、亡くなったカマロンに捧げた曲、“CAMARON”もあります。(その二曲では珍しく歌まで…)


『この音楽を聴いていると、私たちは自分自身と向き合うことができる。この音楽は「いきもの」としての人間の心根を、ありのままに描いていく。
かつて私たちは、つかの間の幻影にすぎない人生の、きわめて不安定な狭間に立って、パコの音楽に耳を傾けていた。
『ルシア』は私たちの祖先が棲む、ヨミの国から響いてくるフラメンコである。
『ルシア』は私たちを幾世代も前の、遠い遠い過去へと連れていってくれる。
このレコードを聴くことで、私たちはそれまでより、ずっと辛抱強い人間になれる筈である』

(フェリックス・グランデ)


フラメンコ…

それは、まさに“人の生身の音楽”です。


(^-^)

放坊秀樹



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Posted by スタッフNEKOぴー at 10:19│Comments(0)coffee time Music
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